昨日は、午後から「さて、練習に行くか」とウェアに着替えて出掛けようとしたその時、携帯が鳴った。発信者を見ると、某トライアスリート。電話に出るとポジションだの、練習だのの悩み相談。話しているのが面倒になり「今、ヒマか?」と聞くと「暇です」と言うので、彼女の家まで行って、クリート&自転車のポジションのセッティングの出張サービスを行った。その間、僕はウェアを着たまんま。せめて、着替えろよ。

そして、今日も大井埠頭で約2時間実走したり、ビデオカメラを回しながらアドバイスを行った後、「腹が減った」と昼食をねだり、「コーヒーおかわり自由」で4時間粘り、最後にはクリームあんみつを流し込みながら、今後のトレーニング方針について話し合った。

彼女名前は中西 真知子。5年位前からバイクのアドバイスを‘できる範囲’で‘無責任’に指導してきて、中西選手にも迷惑をかけた事があったけれど、これからは責任を持って僕も全力でバイクの指導にあたりたいと思います。

04年世界選手権6位の中西選手にとって、アテネオリンピックの中継を見ながら「5位争いのバイクパートで積極的に前をひきながら、後続から大きな集団に飲み込まれ、ランで15位くらいまでポジションを落とした」中西選手をみながら「このポジションはどうなんだろう?」って見ている方がハラハラしたのだけど、ゴールした瞬間、笑顔でゴールした中西選手を見て、なんだかほっとしたと言うか、素直に感動しました。

本物のアスリートのコーチを引き受けるのは、身の程知らずな感もあるが、僕も一流と接する事で精進し、彼女のバイク能力を限界まで引き上げます。 http://www.go-machiko.net/