hashikawa2005-04-01

今朝もかなり早い時間に犬の鳴き声で目を覚ました。まったく、いつまでウチに居候している気だ!と言っても、ヨーコもジョーもこいつらとの生活もまんざらでも無いようだ。だって、俺のおやつは98円のトーハトのビスケットなのに、犬どもには298円の低脂肪ミートジャーキーだぜ!

今日は久々にハブのグリスアップを行った、昨今のハブといい、ボトムブラケットといい、みんなシールドベアリングになっちゃったから、こんな調整する事なんてめっきり減った。ベルギーでアマチュアで走っていた90年頃は毎日自転車屋で手伝いをしていたんだけど、ハブのオーバーホールなんて日常茶飯事だったのにね。だけど、とても楽しい作業でした。

で、久々に行った、ハブのグリスアップだけど、改めてデュラ(7700)のハブの構造を見ると、すごいね。だって、約2年間グリスアップなんかしていなかったのに、玉当たりが良いのは当たり前で(だからグリスアップをしていなかった)、グリスもちゃんと残っているんだよね。雨や洗車の水の浸入を防いでいて、密閉度が高い!さらにすごいのはこの密閉度を実現するのに、パッキンを使っておらず、ハブ本体と、シャフトが完全なフリー!無接点なんだよね。つまり、シールドベアリングにありがちな、パッキンの抵抗が無い。

僕も昨年の沖縄を走った時は、台湾製の軽量ハブに手組みの決戦用ホイールで臨んだ。重量もデュラより軽いし、走行感覚も軽かったし、ハイロー フランジ構造も良かったし、価格も良いし、とても良かったのだが、後のオーナーから「ベアリングがすぐに駄目になった」と報告を受けた。

どっちが良いという問題じゃなくて、なんだかシマノの技術力の底力を垣間見た思いがした。

今は完組みホイールばっかで、ハブなんて需要は減っているんだろうけれど、シマノも、カンパも良いハブを作り続けて欲しいな・・・