06 Model VLAAMS-Kids

7月17日(日) 全日本実業団 石川大会 4位 約14km×7周

「前半から、積極的に行こう」と決めていた。ここ3週間くらいは週に10〜15時間くらいはトレーニングしていたので、「まぁまぁ走れるだろう」という期待もあった。だから、前半から積極的に動いても完走くらいはできると思っていたし、入賞なんて狙ってもいなかったのだが結果は4位だった。
「前半から・・・」と決めていても「最初の3周目までは動かない」と決めていたのに2周目のミヤタ高野?選手+オーベスト西谷?選手のアタックに反応してしまい、高野選手としばらく走ったが登りで一人になってしまった。そのまま一人でゴールラインを通過。すると集団パク(韓国)選手とアベ(シマノ)選手が集団のペースを上げて追ってきた。この時で既に集団は25人くらい。その後、1周おきくらいでアタックしては先行して吸収されるを繰り返し、集団は15人に絞られた。ラスト2周のゴール前の登りで柿沼(ミヤタ)選手がアタック。それを誰も追わない。今回は大多数で参加しているのはアイサンとミヤタで、シマノは3人のエントリーで既に山本選手が千切れていなくなっていたので、アベ選手と品川選手の2名になっていたので、マークから外す。シマノが大多数でレースに参加しているときは「シマノは前に誰ものっていないから大丈夫」とレース展開が読めるのだが、2名しか参加していないとなると動きが読めない。だからシマノが前に先行していないからって大丈夫とはならないし、逆に先手を打つことはチャンスだったりする。くだりに入り、集団が牽制した隙を見て、橋川が集団を抜け出し、柿沼選手に合流。2名となり、後続に30秒の差をつける。ラスト1周に入る手前の登りで後続の集団からアベ選手と秋田選手(アイサン)の2名が追いついてきた。後続の10名前後の集団は約15名。その差は30秒。メンバーは「ミヤタ、キナン、シマノ、アイサンと、主だったチームが各1名ずつ入ったので、これで決まった」と思い、追いついてきたアベ選手はそのままペースを上げ、死に者狂いでとにかく‘ツキイチ’でついていった。登りの中腹で柿沼が千切れ、さらにペースを作っていたアベ選手が離れていく。それでも僕は秋田選手にツキイチで食らい付いていったのだが、アベさんが千切れていく際「橋川! 食らい付いていけ! 絶対諦めるなよ!!」とエールを送ってくれた。男である。登りをツキイチで秋田選手についていき、下りに入って先頭交代を始める。後続の集団との差は30秒。そのままゴール前ラスト4kmの登りに入り、後ろから三浦さんと広瀬 敏が見えてきた。アイサン2名(平均年齢29歳)+キナン2名(平均年齢:39.5歳)の対決である。ラスト500m。追いつきざまに、そのまま三浦さんがアタック、そのままゴールまで逃げ切った。広瀬選手が2位、秋田選手が3位で、僕は4名の中でビリだったが、内容、結果ともにこれまでの練習量、展開を考えれば、充分に収穫のあったレースでした。

写真は VLAAMS−Kids。市販の予定は未定。