セラミックボールベアリング

既に数年前から話題になっていたセラミックボールベアリングですが、カンパがコストに見合わず撤退したりしていても、サードパーティーメーカーからはセラミックボールベアリングのリプレイスメントパーツをいろいろと出していますね。それでも高いし中々手が出にくいと思うのですが、モノ好きな橋川が1年かけてテストしたセラミックボールベアリングをリリースします。

まずびっくりなのが低価格！国産の2〜3等級の高品質なベアリングとグリスとヘラのセットで写真のシマノWH-7801系ホイール用セラミックボールベアリングキットは12900円。カンパレコードハブ用キットは15,000円。等級はカンパが2等級！　シマノ用が2+3等級となります。ベアリングサイズによって等級が変わってしまうのですが、3等級でも十分過ぎる精度です。

実は、僕が実業団ロードレースで2勝をした時もこのセラミックボールベアリングを使ったデュラエースのハブを使っていました。特に白浜ではタイヤ１本差（3cmくらい！）での勝利だったのですが、こうなるとセラミックボールベアリングのお陰と言い切っても良いかもしれません。

僕がテストで一番気にしていたのがグリス。低粘度のタイプで熱が加わっても粘度が変わりにくいタイプをいくつかテストし、その中から一番良かったものをセットにします。（今後更に良いグリスがあれば変わっていく可能性があります＝現在も違うグリスをテスト中）