全日本選手権 タイムトライアル  3位

体調は良かった。先週よりも今日のほうが良いと感じていたくらいだったのだが、レースのほうも快調だった。前半から心拍数的には「飛ばし気味」(往路160〜165)で行ったが、復路に入りの向かい風で多少ペースは落ちたが、大きく崩れることも無く、心拍数は165〜175と安定していた。集中力も切れることなく、最後まで出し切れたと思う。スタート時にメーターをリセットするのを忘れていたので途中のタイムが分からなかったのだが、ゴールした瞬間、電光掲示板を横目で見てギリギリ39分台であることを確認した。悪いタイムではないし他の選手のタイムによっては優勝だって狙えるタイムだ(実際に残り3人が走行中だったが、僕がゴールしたときトップタイムだった…事を後で気づいた)。

ゴール後、クーリングダウンをしながら、残りの選手の走りを見る。既に走り終えた阿部さんは「岡崎! 最後だ行け!!」と声援を送っている。心の中で「タレロ〜タレロ〜」と念じるブラックな俺。最終走者の岡崎選手がベストタイムを出し、優勝を決めた。2位は盛選手、3位は1位の岡崎選手から15秒遅れで俺。

ここ数年、全日本TTの優勝者を見ていると、阿部選手、飯島選手、岡崎選手、別府選手で持ちまわっている。誰もここに入る隙は無い。やっぱり全日本選手権で勝てる選手は自分から勝ちに行って、更にその中から選ばれた者でなければ、タイトルは取れない事を痛感。僕の場合勝ちに行っていなかった。今年は全日本選手権個人ロードレースがオリンピック選考会を兼ねていたから、このようなスケジュールになって、そして僕は昨年から全日本選手権個人ロードレースに向けてトレーニングをしてきたのだから、今回の3位と言う数字は喜びたいのだけど、ちょっと悔しいような、複雑な気持ちで、まぁ、諦めるしかない。だけど、来年は勝ちを狙って行きたい。その為の準備として何をしなくてはならないのかを今から考えなくては。何かを得るためには、何かを犠牲にしなくてはならないのだが、先ずは安原監督から承諾を得なくては。

写真は CRONO AL-1 OVALR900 エアロフォーク+カンパCレコードデルタブレーキ+ボス ギブリ + 7Sシマノボスフリー + をカンパ 9S バーコンで変速させてます。7枚なら問題なく?(多少?大いに??)変速します。レース会場ではいろんな意味で注目を浴びていました!


PHOTO by zeek
ありがとうございました!