どこも不景気らしい。らしい…と僕が景気の良し悪しを感じないのは、景気が良いからではなく、元々景気の良し悪しを感じないくらい、細々と商いをしているからだ。トヨタは日本の製造業でトップの利益を稼ぎ、世界生産台数も世界一になったくらい景気の良い企業のはずなのに、赤字になるらしい。これまで「商品」を製造している多くのメーカーはユーザーをバカにしている。それにのせられる、僕みたいなユーザーもバカなんだけど、ブランドのイメージや、付加価値を高める事ばかりを追求する事で、商品の価値を高め、購買意欲を高めさせてきた。しかし、ユーザーが不景気になって、本質を見るようになると、ブランドや付加価値に高いお金を支払うことがバカらしい事であることを気づき始めているんじゃないかな。熱が冷めたと言うか…

じゃ、僕が欲しい車ってなんだろう?少なくとも、今はエコがブームだからって、「エコ替え」なんて言いながら、宣伝している車を欲しいとは思えない。サイクリストなら経験した方もいると思うけれど、夏の暑い日、コンビニの駐車場で休憩中していると、エンジンをかけっぱなしで店内に入り、酷い奴だとそのまま立ち読みなんかを始めてしまう輩がいる。臭いし、よけい暑い。「エコ替え」なんて、環境を訴える企業なら、アイドリングできない車を作ってくれ!と思うのは僕だけだろうか?

僕が欲しいもの?う〜ん…壊れないナローポルシェとか? 環境破壊の根悪だ!