hashikawa2009-03-08

今日はIchtegemのレース。一応、アマチュアのレースなのだが、ベルギー国籍ののコンチネンタルチームに所属する選手は参加が認められているのでレベルは高い。90kmのおおきな周回を回って、7kmの小周回を7周の140km。65km地点には2kmの長い石畳がある。ベルギー人ならコースを知り尽くしているし、横風の場所、石畳の場所全て把握しているが、NIPPOの選手は「距離」で知っているものの、「その場の空気」で判断しなければならない。とにかく、皆には失敗を恐れず、レースのポイントをしっかりと見える位置で走り、レースの「空気」を読めるように神経を集中させる事を注意する。

スタート後からアタックが繰り返される。「スタート後20kmで集団の緊張が高まった(廣瀬談)」後に長い横風が続き、ここで集団が分断。廣瀬は14名を追う追撃集団の15名に加わり、マリウスは第3集団に、残る山下、藤岡は更に後方に取り残され、ここでレースが終わってしまった。マリウスは第3集団で200m先に前の集団が見えていたらしいが、小さな落車に巻き込まれリタイヤ。幸いに怪我は無い様子だ。小周回に入り、先頭集団は7名に。追撃集団も動きがあり、アタックが繰り返され、廣瀬のアタックをきっかけに第2集団が分断された。ラスト1周、第2集団から3名のアタックを逃してしまったが、後続の集団からラスト1kmで飛び出し、11位でフィニッシュした。まだ本調子では無いのだろうが、ベルギーに来て先の2レースはポイントは見えていてもリタイヤに終わった廣瀬にとって、それ相応の手応えを感じた筈だ。次のレースは水曜日。プロアマオープンのレースで、ベルギーのプロを相手にどこまで戦えるか楽しみだ。