暑さ対策

(C)Satoru Kato

昨日は結局140km。5時間を走った。そして今日は90kmを3時間。山間部を走っているので結構いいペースだ。

この暑い中、皆も自転車に乗っているみたいだけど、熱中症や脱水症状には十分気を付けて下さい。ハンガーノックくらいなら、食べて、ちょっと休めばまた動けるけれど、熱中症は命取りになりますから。

僕は、暑いときのトレーニングは早朝に行っている。福島は埼玉ほど暑くは無いので(10度くらい低い)今は朝8時に出発。平坦の多い太平洋に向かって一気に走り、平坦で距離を稼いだ後、また山に向かって走ります。暑くなり始める12時過ぎには標高500m以上の山間部を走っているので、ちょっとは涼しいです。

ここで、暑い中を走りきるアドバイス

コース)出来るだけ緑=自然が多いところを走る。都市部はコンクリートの照り返しや、車の熱で気温が上がっています。土は熱を吸収するし、田んぼでも小川でも水がある所なら、なお涼しいです。

時間帯)夜間は危険だし、できるだけ早朝に走りましょう。

ウェア)肌が弱い人は薄手の長袖を着用した方が、日焼けした後の事を考えると良い場合もあるらしい。僕はそれほどデリケートじゃないから半袖だけど、日焼け止めクリームを塗ると、練習後に身体が火照らないから疲労回復が早く感じる。
また、「暑いからノーヘル」という人もいるかも知れないが、最近のヘルメットは通気性(通風性)もメチャクチャ良くなっていて、さらにヘルメットを被る事で、直射日光から頭を守ります。是非、‘良い’ヘルメットを着用してください。因みに僕はOGKのアレクレスです。

補給)とにかく水分補給を行う。僕は1時間でボトル1本以上飲んでいます。僕の場合だけど、水だけだと、飲んだ後に胃の中でチャップチャップしちゃうので、スポーツドリンクの水割りを飲んでいます。「飲みたいときに飲めない」と大変なことになるので、とにかく早め、早めにボトルに水を蓄えて置いてください。

休憩)これまた僕の場合、2時間おきくらいに休憩しています。ミニストップがあれば、エアコンの効いた店内でフカヒレ饅を食べている事も・・・・休憩したところに水道水があれば、水をゆっくり被るのも効果的です。腕、首、顔、後頭部と少しずつ冷やしてください。運動直後に急激に冷やすと脳溢血になる可能性があると聞いた事があります。真相はわかりませんがとにかくゆっくり被りましょう。上昇しきった体温を一度ニュートラルに戻す事で身体の機能を正常に保ちます。

とにかく、無理は禁物!暑い夏を元気に乗り越えてください。


★写真は、TOJ宇都宮ステージでのワンショットです。かとう さとる さんより送って頂きました。(C)Satoru Kato