郵便局

小泉改革により郵政民営化が声高々にうたわれている。僕は田舎に住んでいて、そこの郵便局には常に2〜3人のヒマそうな局員がいる。更に、先日郡山という地方都市に買い物に行ったのだが、カーナビで郵便局を検索したら半径1km以内に4軒くらいもあった。こりゃ確かに、無駄だよな。少なくともクロネコヤマトの宅急便も、佐川急便もかなり忙しそうだ。佐川のお兄ちゃんなんて、雨でトラックがはいって来れないときなどは、1kmくらい走ってくる。本当に走っているのだ!CMだけの世界じゃないんだよね。で、郵便局。確かに、もっと経費を削減できるのかもしれない。だけど、最近、僕等みたいなよそ者でも郵便局に行くと、たわいも無い会話があって、ヨーコがジョーを連れて行くと、必ずなんかくれる。これもたわいも無いポケットティッシュだったりするのだが、なんだか、人の心が暖かくて、ほっとしたりする。そして、よく、おじいちゃん、おばあちゃんが椅子に座っている。そこに何時間いたのか、何を話していたのかは知らないけれど、僕ら以外にも必要とされている空間なんだと思う。
民営化されたら、こうはいかなくなると思うと、ちょっと寂しいね。