経済産業大臣旗 全日本実業団石川大会 182km

hashikawa2006-09-03

結果は10位。優勝は岡崎選手。今日も岡崎は強かった!!マトリックスはチーム団体で3位に入賞。
俺は2周目にサドルの調整で一回止まり、その周回はアタックがかかっていたこともあって、集団のペースは上がり、翌周には4分の差となってしまった。因みにタイムリミットは先頭から5分。正直「終わった」と思った。更に1周走り、千切れている選手をかわし、関門に立っている役員を見ると、時計をしきりに見ている。「やばい」と思いながら何事も無かったかのように通過するとそのまま行かせてくれた…って事はこの周回は先頭集団から1分も遅れていないラップを刻んでいたことになる。さらに登りに入ると、集団から遅れている選手が増え、マビックカーからホイールを交換してもらっている選手をかわした。「マビックカーがいると言う事はメイン集団がいる」と言う事だ!更にペースを上げて補給所を通過すると「前と1分」とのスタッフの無線。ここで逃したらいつペースが上がるか分からない。ただひたすらペダルを踏み4分の差を詰めることに成功した!!が、その時は既に15名の先頭集団が逃げていた。マトリックスからは今年に入り力をつけて来た向川が加わっている。その差は2分から周回を重ねる事に増え最大で4分の差をつけていた。

ラスト3周で先行する15名もバラバラになり、先頭集団は田代:アンカー、真鍋、石田:NIPPO、西谷:アイサン、廣瀬:シマノの5名に。少し遅れて向川と中村:ミヤタの2名。先行する5名との差は1分。向川を吸収するタイミングで橋川がアタック。向川はもう一度踏み返し、追いついてきて「引きます!」と鬼引きしてくれた。しばらく2人で走っていると後から岡崎が追いついてきた。岡崎と橋川で先頭交代をしているうちに向川が遅れ、そして岡崎の登りのペースに橋川も耐え切れずに千切れてしまった。

橋川は後続の集団にまた吸収され、岡崎は先頭集団に単独で追いつき優勝。今回のレースを分けた瞬間だった。

後続の集団では最後の勝負にかけて、活性化しペースが上がる。後続集団から盛:アイサン飛び出し、先頭集団から遅れた石田、西谷、田代を吸収し前を走るのは4名のみ。5位争いとなった後続の集団では牽制が入りゴールスプリントとなり橋川は10位に終わった。

このレースではマトリックスでは向川、森、天沼の好走が目に付いた。特に向川は先頭集団から遅れ、後続に吸収された後もかなり粘った。まだ大きな大会での成績は無いけれど、皆さん覚えておいてください。

写真はレース後VLAAMSメンバー宅に集まり皆でBBQ大会…じゃなくて反省会を行いました。