社会勉強 世界一を体験する

hashikawa2008-03-25

今日も休養日…ここ数日天気が悪く、昨日も遊んでしまったので本当は練習に行った方が…という気持ちも無くは無かったのだが、友達と飲みに行く約束をしてしまっていた。ベルギーには公認のトラピストビールが6種ある。チメイ、ロッシュフォルト、ウェストマール、オーバル、アッホル、ウェストブリーデレン。このうち5種類はベルギーでもスーパーで買えたり、チメイなどは日本でも買う事ができる。しかし、ウェストブリーデレンだけは、スーパーに並ぶ事は絶対にあり得ない。なぜなら、「大量生産は品質が落ちる」のがその理由で、「飲みに来てくれる人にサービスが出来ればそれで良い」と考えているらしい。実際に国際的なビールグループが買収の話を持ち込んだり、大手の商社が輸出を試みたりしているらしいが、頑なに拒否しているらしい。ホントに小さな醸造会社で、現地まで足を運んでも買えるのは一人6本まで。転売を心配しているのもあると思うが、やはりカフェテリアまで飲みに来てくれた人へのサービスを最優先しているのだろう。ビールの種類は軽い口当たりのブロンド(5.8%)としっかりとした味わいのブラウンがありブラウンは更に2種、8%と10.8%!がある。

本当は隣接されている博物館にも社会見学しようと思っていたのだが、8%一杯と10.8%二杯を飲んですでにフラフラ。さらに会話に夢中になり行きそびれてしまった。ビールがあまりにも美味かったのでそれでよしとしよう。このビールは世界的な有識者の投票により5年連続で世界一に輝いているらしい。これは、隣席のしたたかに酔っているおじさんの話なので真相は定かではないが、そのように言われるだけの味である事は間違いない。

カフェテリアではトラピストチーズやパテも食べる事ができる。