福島県民総体 ポイントレース オープン参加

今日は少年のポイントレース決勝が行われた。福島は過去5年?6年?連続して国体で優勝しているほどそのレベルが高く=少年のレベルの高さと言える。なぜなら、少年でトップクラスになった高校生が大学に入りそのまま自転車競技を続け、成年になって戻ってくる、いわば鮭の川登のようなもので、福島は産卵場みたいなものか?で、その高校生だけど、レベルの高さは知っていたからかなり気合を入れて本気モードでレースに臨んだ。

ニュートラルの1周が終わりレースがスタート。そのまま高校生はバンクの上に上がっていく。皆して警戒しているのだ。1周目の2コーナーからアタック。かなり無謀に思えたけれど、今回の僕のテーマは「逃げるタイミング」。ポイントレースを数レース走って、ロードと明らかに逃げるタイミングが違う事にやっと気づいた。ロードは逃げ切らなくては意味が無いが、ポイントは先行するだけで「ポイントさえ取れば」それでOKなのである。6周に一回ポイント周回があるのだが(実はコレレース後に知った。走行中てっきり5周おきだと思って走っていたのに周回が合わない…頭は真っ白のままジャンがなる度にもがいていた…)2回目のポイント周回で既に追いつきそうだったので、もう少し待って、ポイントを稼ぐことにした。メイン集団にあと少しで追いつくという距離を保ちながら、3回目のポイントを先頭で通過。そしてメイン集団をラップした。集団に入ってからは足がいっぱいで動きは鈍く、高校生にさされっぱなし。このままで終わってたまるか!とラスト5周、またアタック。独走で最後ま逃げ切った。ポイントは微妙で…3回目の先頭で通過したつもりのポイントが認められず高校生に1点差で辛勝した。実際に僕が1位通過したポイントは逃げている1、2回目と、最後だけ。2位の高校生は俺と競り合いながら6回先頭で通過している。真っ向勝負していたら絶対に勝てなかったと思う。ほんのちょっとだけポイントレースが見えた今大会でした。次のポイントレースは東日本実業団になるのかな?楽しみだ!