NIPPO Gent-Staden

140km 出走約210名　今日はNIPPOの初レース。このGent-Stadenはベルギー人にとっても開幕レースであるケースが多く、個人参加が認められているので、競技レベルにバラつきがあり、例年、落車も多い事で知られている。皆には、時差もあるし、初レースだから、レース勘や、感覚を取り戻す事をメインに落車だけは気をつけるように指示をだした。

スタート直後アタック合戦が始まり、1人が先行。それを追撃する形で5km地点で佐野が追撃の3名に加わる。後に数名が追いついてきて10数名の集団になるが、ペースが思うように上がらず、40km地点で約70名の集団に吸収される。ここには藤岡が入っている。50km地点にある石畳区間で落車があり、集団が分裂。藤岡は後続に取り残される。65km地点の補給所では佐野がアタックに反応する形で前方で通過。調子は良さそうだったが、85km地点ではペースが上がった集団の最後尾にいる。この先頭集団でもアタックが繰り返され、6名がアタック。このアタックも佐野は「見えていた」が、足がいっぱいで動けなかったらしい。最後は集団の最後尾、50位前後でフィニッシュ。広瀬選手はリタイヤ、藤岡、山下選手は落車してリタイヤに終わった。

皆、レースのポイントは見えているようだが、コンディションがまだ上がってきていない。コンディションが上がっていても（いくら力があっても）レースが見えていなければ、結果は残らないが、NIPPOの選手はまだコンディションを上げていけると思う。次のレースとまでは行かないかもしれないけれど、1ヵ月後、2ヵ月後には結果を残せると思う。