Wervic-Kruiseke

今日は僕の開幕レース。NIPPOの選手やベルギー人は3月頭からレースをバンバン走り、コンディションを上げてきているが僕は3月頭からロードレーサーに乗り始めた・・・くらい今年は超スロースタート。下手するとこのまま、レースを走らずに1年を終えてしまいそうで、怖かったのでとにかくレースに参加することにした。目標は1時間は集団についていくこと・・・

出走は100人を超え、晴天だが道が狭く、おまけに風が強い。ベルギーのケルメスらしいレースだ。スタートからバンバン動きがあるが、僕は静観。のらりくらりと、経験だけで集団の中で美味しいポジションをキープした。2周目でちょっと(本当に数秒・・・)前に出てペースを上げただけで、息は切れ、足はいっぱいになる。後は1時間、耐えに耐えて1時間30分後、リタイヤした。レースの内容はとても褒められたものではないが、僕的には満足。レースの緊張感を久々に味わえたし、レースのポイントも見えたし、それなりに感触をつかみました。走れるようになるにはまだ数週間はかかると思うけれど・・・今まではギラギラした気持ちでレースに臨んでいたんだけど、今回は本当にレースを走れるのが嬉しくて、ワクワクしながらレースを走りました。もちろん、レース中は本気で走っていたんだけど、ガンガン走れているときには気がつかない、細かいところ・・・足を休むポイントとか、待つ事とか、今まで味わったことの無いレースを体験できた。「弱いもののレース」とでも言おうか?弱いなりに、力を温存し、冷静になれたレースだった。