昨日はマリウスがドイツの空港からポーランドに帰った。朝4:45。マリウスのステイする宿舎に到着。荷物を積み込み「さぁいくぞ!」となったが、ランチャはエンジンがかからず…セルが回らない。バッテリーか?と思い、まだ暗い夜道をマリウスに押してもらい、「押しがけ」にチャレンジ。ポルシェで押しがけのコツはつかめているのだが、ツールド熊野のプロローグを制したパワーによりズンズンズンとランチャは進むもののエンジンはかからない… マリウスを動力に押してらうなんてなんて贅沢なランチャなんでしょう。本当のエンジンは1.9JTD(ディーゼルターボ)なんだけど、気分はランチャ テーマ8.32。(マリウスにエンジンのかからない中古車を押しがけさせるのはとても贅沢な事だと思うのだが、15年くらい前にメイタンの監督である浅田さんが引っ越しする際に、キリチェンコ(*当時の1000mの世界チャンピオン。世界選でスタート時に怪力パワーでハンドルを折り、折れた根元をを握ったまま走り優勝している)に洗濯機を運ばせた事に比べれば大した事では無い?)朝5:10。デビッドを携帯で叩き起し、エスパスにつなぐがそれでもかからず…5:30。結局デビッドのエスパスを借りて、300km離れた空港に向かった。路上に置かれたランチャは2人の研修生+デビッドに押してもらい、パーキングにおさまった。

往復600kmかけて空港から戻り、ランチャのバッテリーを買いに行く。いずれにしても4年前のバッテリーがついたままだったので、そろそろ代え時だとは思っていたのだ。バッテリーを交換し、テスターを繋ぐ。エンジンが回っている時は14Vくらい出ているので、オルタネーターでは無い…と予想。それならやっぱバッテリーだろうと言う事で、バッテリーを交換したら大丈夫!だと思っていたのだが…

今朝、ジョーの学校を訪問する用事があったので、朝一ででかけ、その後ショッピングモールへ。買い物を済まし帰ろうとセルを回すと…虚しく「カタカタカタカタ」となるだけでエンジンはかからず…えっ?バッテリーじゃなかった?!となるとどっかでリークしているのか?そうなると素人の僕にはお手上げだ。またまたデビッドを携帯で呼び出し、今度はケーブルでつないだらエンジンがかかった。そのままエンジンを切らずに車を買ったガレージに持ち込む。片道130kmかけて… メカニックがセルを回すとやはり「カタカタカタ」となるばかりで、エンジンはかからない。「ほら見ろ!」と思って作業を見守った。テスターで色んなところを調べてバッテリーに繋がっているケーブルを外し、サンドペーパーで磨いてつなぎなおし…セルを回すと…エンジンが回った!なんてことはない、ただの接触不良だった。