ヨーロッパ最大の蚤の市 リールへ行く!

今日はヨーロッパ最大の蚤の市が開催されているフランス、ノルド県のリールに行ってきました。僕の住む家からたったの30分でヨーロッパ最大の蚤の市が行われている事を知ったのは6年前。B.S.アンカーに所属していた時にベルギーで住んでいて、ヨーコがベルギーの生活雑誌を見ていて偶然その記事を見つけたのが始まりだ。しかし、雑誌の特集に組まれていたわけだから、この時はすでにあとの祭りだし、その後この時期にヨーロッパに来る事も無く夢に終わっていた…しかし、今年またベルギーでの生活がはじまり、もう半年以上前から「9月の1週目は蚤の市」を合言葉に指折り数えて生活してしていたので、まさに待ちに待ったこの日でした!!一説には期間中、ヨーロッパ全土から200万人の人が集まるらしい!


やっとの事で駐車スペースを見つけ、たまた駐車場の近くにあったプロが出品しているお店でホーローのたらいをゲット!気になる価格は、値切る気力すら失う2ユーロ!


もわもわのウールを手でよって編んでいた手芸屋さん。


人、人、人だらけ。いわゆる県庁所在地であるリルの中心地を全面通行止めにして蚤の市が行われている。人口約15万人の都市に200万人が集中すると…確かに駐車スペースとか、飲食店は混雑していたけれど、道が広く多くの通りを開放していたので、ベビーカーを押しながら進んでもなんとかなった。年末のアメ横よりはずっと空いている。


因みに蚤の市=フリーマーケット=Flea Market だが、30になるまでFree Marketだと思っていた。何となく自由な感じでしょ?!これを読んでいる人の中にもきっと今知った人がいるはず!…


圧力鍋に力を入れている不思議なお店。


リールの蚤の市でムール貝を食べる…のが定番らしいが、はっきり言ってムール貝はベルギーの方が身が大きくて美味しい。しかし、この雰囲気の中では食べずにはいられない!そしてこの雰囲気の中で食べるとやっぱり美味しかった(文句を言っているのではなく、ベルギー好きの人間のフランスに対するコンプレックスと思って下さい(笑))。


店の前でムール貝の食べカスを積み上げて「お客の入り具合」を競うのが恒例になっているらしいが、主観的には「汚い」としか思えない。


今日の蚤の市で買ったものの「一部」。赤いミニカーは…


今回の買い物で実は一番のお気に入り! ジョーに見つかると取られてしまう…もしくは喧嘩になるのでジョーには内緒である。何を隠そう…隠すも何も僕は片山 右京氏の大ファンで…過去にインタビューで氏とお会いした事はあるのだが、それでもレース会場で氏を前にすると言葉が出ないほど緊張してしまう…99年のルマンはビデオで保存してあるし、99年のルマンのトヨタ3号車のプラモデルも持っている(未開封)。更にヤマハで走っていた時のF1の写真にサインまでいただいているのがプチ自慢。そして今回、99年のトヨタ3号車のミニカーをゲット!99年のルマンは本当にカッコ良かった(いや、今でもカッコいい)!先頭を行くBMWにファステストラップの連続でプッシュしまくり、最後はタイヤをバーストさせてしまうのだが、「レースとは勝つ事」を時速300kmオーバーのまさに生きるか死ぬかの世界で身を持って示した方である。いや、この時は本当に鳥肌が立つくらいカッコ良かった!池袋のアムラックスまでこのトヨタ3号車を見に行ってバーストで破損したリアカウルを見てまたまた感動したのを覚えている。ビデオは福島に置いてきてしまったが、また見たくなってしまった…ネットで探してみよう…