スリルから解放されたか?

今日は早朝(6:45)から(…と言っても最近の俺はもっと早朝(5:30)には起きているのだけど…)家を出て、辻浦選手を宿舎でピックアップしてFIDEAのチームトレーニングに参加してきました。FIDEA は来週末に迫った世界選手権にU23とエリートを合わせて8人!送り込むらしく、今 シクロクロスのチームの中では間違いなく世界のトップと言ってよいでしょう。前回の取材の時も感じたのですが、このチームは本当に雰囲気が良い。監督であるドビーの方針と、チームのキャプテンのバルト ワレンスのペースメーカー的なキャラクターの影響も大きいと思うけれど、若い選手が伸び伸びとしており、アジアからやって来た僕達を受け入れてくれる雰囲気がある。もちろん、レース会場の彼らには近寄りがたいオーラが出ているのですが…。辻浦選手は世界選手権の10日前と言う事もあり「こけさせたらどうしよう…」と思うと当たり前の事が当たり前にできなかったなんて言っていましたが、その優勝候補のスティバー含め多くの選手とコミュニケーションを取っていたので、安心して放置する事ができました(笑)


レーニング出発前。ワレンスのマシンガントーク 炸裂!一番奥 左側。その右に座るのがチームのエース チェコ人のスティバー。来週末の世界選手権、最有力候補である。


ナショナルチャンピオンが4人。世界選手権代表が8人所属しているFIDEAはシクロクロスの世界ではトップと言って良いだろう。あとはタイトルさえ取れば…


この車、知ってます?ランチア リブラ です。自転車好きの自動車評論家で、「カルトカーが絶対」の著者 下野 康史氏 的にいえば「絶対にカルトカー」である。この車、シャーシやエンジンなどの基本コンポーネントはアルファの156 と同じです。何が言いたいかって?本当はアルファが欲しかったのだけど、あまりの荷室の狭さに「チームカー」としての条件を満たしていなかったし、「チームカー」としての条件である「ディーゼル」という事を考えると、アルファのディーゼルはなんだか「許せなかった」ので大人な判断としてリブラになったのです。このリブラを運転するとスリル満点なドライブを楽しめます。そんなに速いのかって?ノーノーノー…良く止まるんです。何の前兆もなくいきなり…。で、最近修理に出してようやくスリルから解放されました。まぁ、大人の選択した、大人の車ですから…スピード違反で捕まるなんて事は…今日もやられました。