中国漁船衝突事件

尖閣諸島での中国漁船衝突事件。最初は「へぇ〜」と関心が無かったのだが、国家間での領有問題、中国での日本人駐在員拘束など、事件が大きくなるにつれ「真相はどうなの?」と関心がわいた。海外で生活していて、自分の国に対する無知な事に恥ずかしい思いをした事があるし、そんな経験から「事実」を知る事は「義務」である事のようにすら感じる。衝突時の映像を見たいと思う事も日本人であり日本に関する事件であるならば「知る権利」があると思う。

紆余曲折を得て、中国人が釈放された。日本の検察が船員を罪に問わず、中国に帰国した船長は花束をもって迎えられた。今、事実を公の元に公表した「sengoku38」を検察と政府(主に民主党)は躍起になって探している。

漁船が衝突し乗組員を拘束してしまった事で事件を大きくしてしまい、さらにその乗組員を釈放してしまった事で日本中からの反発を行政が浴びた。一連の失態は行政(検察側と民主党)に始まっている。そして国家機密が一般家庭に公開されてしたった事で、検察と民主党は[sengoku38]探しに躍起になっている。まるでその全ての罪が「sengoku38」にあるかのように。これじゃまるで魔女狩りだね。

犯罪である事は間違いない。それは日本が司法国家であるのなら犯人探しはするべきだ。しかし、「無血テロ」の立役者をどのような罪として扱うかは別である。



もっと言っちゃうと……尖閣諸島が日本の領土で「無かった」場合。中国の領土だったら、そこで漁をしている中国漁船が「外国人に囲まれた」のなら、必死に抵抗するだろう。「衝突して何が悪い」と言う事になるし、囲んできた外国人を撃退した中国人船長は英雄かもしれない。確かに、ここ100年は日本が管理しているらしいけれど、「中国4000年の歴史」である。「一番最初にこの地に来たのは中国人であり、ここは中国の領土だ!」と主張したとしても、何があってもおかしくない(笑 まぁ、それは無いと思うけれど……

何を信じるかは、自分で決めなければならない。その為には情報が必要である。