26インチロード BERG(ベルグ)

練習では良い感触を得ていたBERGがレースでどれだけのパフォーマンスを発揮するか?テスト走行を兼ねてJCRC第5戦に投入した。練習でいくら‘気持ち良く加速する’‘コーナーでも問題なし’‘直進安定性も問題なし’でも、レースにおいてどれだけ走れるかを試さない事にはそのパフォーマンスは計れない。今後、実業団のレースや北海道で採用する前に先ずはJCRCで試してみたかった。
先週まではオフセット 42.5mmのカーボンフォークを採用し、ステアリングが軽すぎたのだが、それをオフセット 40mmのカーボンフォークに換えることで軽すぎたステアリングは修正された。登りでは軽い踏み出しと安定したステアリングにより、鋭い加速をみせたが、下りのヘアピンでは2車身ほど差をつけられてしまった。
ジオメトリーに関しては、ホイールベース&Fセンターは27インチよりも大きく取っているくらいで、安定性を重視したジオメトリーにしてある。それが、逆にコーナリングでデメリットになっている感もあるが、まだ慣れないタイヤ&ホイールでタイヤの性能を100%使えきれていない感も否めない。あと2〜3レース走りタイヤの性能を引き出せれば、もっと安心してコーナーに突っ込んでいけると思う。