雨の日の練習方法

雨の日の練習方法 投稿者：yamazaki@dioss 投稿日：2004/08/28(Sat) 19:38 No.4896

台風の影響で東京は小雨が降っております。サイクリストにはつらい週末になってしまいました。
今朝はまだ雨が降っていなかったので、練習に出掛けたのですが、お山方面は完全に雨。一応、雨の装備（自転車には泥除け、脚・腰にはオイルを塗って、脚・腕カバーにベストを着込む程度）をして行ったのですが、体は冷える、体力・神経の消耗も早い…で、思うように練習ができませんでした。
そこで、雨の日の練習方法や冷え対策など、ご教授いただけたらと思います。
よろしくお願いします。

雨の日のトレーニングは人によって様々です。ＫＩＮＧこと三浦さんは、雨の日はローラー台だけのようで、外には乗りに行かないようです。ただし、晴れた日には今でも２００ｋｍ以上のトレーニングを行っていますが。

僕の場合は、レース前の重要な時期はローラー台で終わらせる場合もありますし、トレーニングの時期ならば、３時間以下で雨の中でも走っています。

では、その内容ですが、先ず「その日のトレーニングが本来どのような目的で行われる予定だったのか？」を考えます。レース前のコンディションを整える為に、レース前に負荷をかけておきたいのか？　乗り込みを行いたかったのか？

例えば、レース前に疲労を残さない程度に負荷を上げたいのなら、

３０秒　ダッシュ〜１分３０秒　ダウン　×　２セット　　　　　　　　トータル４０分

耐乳酸系のスピードトレーニングを行いたいのなら、

３分　タイムトライアル　〜　２分　ダウン　×３セット　〜１５分ダウン〜
３分　タイムトライアル　〜　２分　ダウン　×２セット　　　　　　　トータル６０分

ＬＳＤを行いたかったのなら

ＡＴ−５％の心拍数で　２０分　〜　１５分ダウン　〜
ＡＴ−５％の心拍数で　２０分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トータル７５分

ってな具合です。インターバルトレーニングも、「３０秒で何ｍ走れたか？」という具合に、データを取っていくとその時のコンディションを把握するのに良いと思います。また、固定式ローラー台はフレームが固定されている状態でペダルを踏み込むわけですから、外でのライド以上に、筋肉への負担が大きくなっています。ですからあまり無理をせずにサラッと仕上げて下さい。

僕は、激寒のベルギーで１日４時間（２時間２セット）固定式ローラー台に乗った経験がありますが、ローラー台と床の間にウレタンのスポンジ（キャンプ用マット）を重ねて敷いて、ローラー台が揺れるようにセットしました。こうする事で、筋肉への負担がかなり軽減されると思います。
あっ、この時、ネットサーフィンしながらローラ台に乗ったのは公然の秘密にしておいてください。