全日本実業団サイクルロードレース in 丸岡


チームの戦略は積極的に橋川は逃げに乗り、三船選手はゴールスプリントに備えるがチャンスがあれば逃げ集団に乗る事を狙う。序盤から細かなアタックが繰り返されるがマトリックスからは橋川、向川、佐野、辻、松村、本レースから研修生として参加している涌本等が積極的に動き、常にエスケープグループにはマトリックスから選手を送り込む理想的な展開。

しかし、逃げは決まらず、ダムの周回路へ。5周を過ぎた頃、ミヤタの柿沼選手が単独で飛び出す。それを追うのはマトリックスしかいないのだが、若手が動く気配は無い!ここで「お前ら 何やってんじゃー!」と橋川が激を入れ、辻、日置選手が追う展開に。しかし、その差は詰まらずさらにミヤタの中村選手がアタック。ミヤタ2人の逃げを許す展開に。

ここで橋川が単独で集団を飛び出しそれにNIPPOの真鍋選手が続き、4名のエスケープが決まった。4名はローテーションを繰り返し、後続との差を1分まで広げる。

ラスト30km。真鍋選手と中村選手が落車。後続が1分と迫っていた事と、ラスト30kmだった事を踏まえて橋川は柿沼選手と2人で行きたかったのだが、柿沼選手は後ろを待つ判断。しばらくペースを落とし、中村選手と真鍋選手の復帰を待った。

ダムの周回路を集団から30秒のアドバンテージを保ったまま終え、ラスト15kmの登りに入る。ここで橋川がアタック。単独でラスト15kmを逃げ切る自信は無かったので、出来ればミヤタの選手を1人ふるいにかけて1対1対1(マトリックス対ミヤタ対NIPPO)の展開に持ち込みたかったのだが、ここで真鍋選手が遅れ、1対2(マトリックス1名対ミヤタ2名)と最悪の展開になってしまう。しかし後続の集団が20秒まで迫っていた事もあり3名はローテーションを繰り返した。ここで下手に動いて先頭集団のペースを乱してしまうとスピードに乗った集団にあっという間に吸収されてしまう。

ラスト3km。後続との差が20秒ある事を知り、橋川がアタック。ここで中村が遅れる。橋川と柿沼の2名となったが、ここで駆け引きをしている余裕は無い。ここでも先頭交代を繰り返す。
ラスト800m。中村が先頭集団に復帰。そのまま中村選手がカウンターでアタック。橋川が追走。
ラスト500m。柿沼選手がロングスプリントに入る。一瞬すきをつかれ、ギャップができるが、すぐに追いつき、そのままかわし優勝した。




先ずは丸岡市内の王将で昼飯+祝杯!

のんびりとサファリで北陸自動車道を北に向かい、尼御前のSAで休憩。僕は大ジョッキを飲んだので運転はヨーコさん。この尼御前のSAは海浜公園に直結していて、サリーとカブと、ジョーとヨーコで散歩しながら「来年は海パン持参で丸岡に来る」事を誓った。

更に北上し新潟県の寺泊にて温泉+晩飯。今日はちょっと贅沢に、岩牡蠣+さざえのつぼ焼き+おまかせセット。おまかせセットが凄かったのだが、美味しそうな料理に目がくらみ、写真を撮り損ねてしまった。