hashikawa2008-03-10

今日は午前中はステイ先のホストファミリーのキッチンにたまった皿等々を洗って、昨日のレースの洗濯を済まし、午前中が終わってしまった。ランチは友人宅に招待されていたのでムール貝をご馳走になる。

昨日のレース。僕が出場したのはいわゆる「アマチュア」レースで、同日開催されていた「ウェストフランドルの3日間」と言うレースの前座だった。僕は石畳区間で千切れ完走すら出来なかった。リタイヤしたあとシャワーを浴びて、外に出てもまだアマチュアの選手たちが走っていた。力的には負けた気が全くしていない。あのレベルなら十分勝負できると思っている。しかし、アマのレースが終わり、プロの集団が目の前を駆け抜けていくと、スピードが全く違う。平均時速43k/hのレースだって遅いわけじゃない。しかし、僕の目の前を通過するプロの集団のスピードは、その直前に目の前を通過したアマとは次元が違っていた。分かりやすく言うと、実業団のBR-1とBR-3位の違いだろうか?

レース前、Nico Eeckhout と言うベルギーのプロコンチネンタルチームで所属する選手を見かけた。覚えているかな…と思いつつ声をかけると、「覚えているよ、ケンだろ?もう20年近く前から一緒に走っていたじゃないか!」と嬉しい返事が返ってきたが、何よりも嬉しいのは同世代(彼も70年生まれ)で20歳の頃から切磋琢磨してレースを走ってきた選手が今でも全開で走っているのが嬉しかった。

この写真を見ながら「あれ、袖口にベルギーの国旗カラーが…」ホストのデビッドにこの件を訊いたら、「3〜4年前に雨の中のベルギー選手権でトム ボーネンをスプリントで下し、優勝しているよ!」との事。さらに、この日、Nico区間2位に入り、総合でも2位でフィニッシュしている。喜んでいる場合では無い。先ずは目先のレースで結果を残さなければ。