ワールドカップ シクロクロス 第8戦 ルーべ 

hashikawa2010-01-17

今日は日本選手が出走するワールドカップ 第8戦 ルーべに観戦に行った。やっぱ、レース会場の熱気と言うかエネルギーは凄いね。この空気なんだか好きです。これに俺自身が「勝負する」緊張感が加わったらたまらないんだけど、今は‘まだ’それは叶いません。本当はフリットとビールで観戦したかったのですが、日本選手が出走する事もあり柄にもなくビールは遠慮しました…


Roubaix と聞いてピンときました?ここはパリ-ルーべのゴール地点で有名なルーべのトラック競技場で行われています。バンクの丘となる高低差を使った激坂+今朝まで降り続いた雨によりコースは最高の…メチャクチャなコンディション。でもオフロードレースなんだし、長靴装備で来ているので大丈夫です。

激坂でコケそうになり片足のビンディングを外しながらバランスを取り態勢を取りなおした、世界チャンピオンの マリアンヌ ボス。確か、北京オリンピックではポイントで優勝している。オランダ人。今回は3位だった。

豊岡選手。33位で完走は立派。しかし、見ていて思ったのはフォームも技術もまだまだ荒削り。磨けばまだまだ伸びると思う。頑張って欲しい!

スタート前の辻浦選手。ジャパニーズチャンピオンカラーのヘルメット(OGKカブト モストロ)がカッコイイ。

エリートのスタート

前半先行するスティバー。追走するネイス。

その後また集団になる。スティバー、バルト ワレンス、ネイス。この時点ではエルウィン ベルベッケンも先頭集団に食らいついている。シクロクロスは展開が早く最後の最後までどうなるか分からないのが、楽しい。ハラハラ ドキドキ がずっと続くのだ。この興奮が日本にも伝わればかなり流行ると思うのだが…ワールドカップ終戦 日本 とかならないだろうか?


スタート直後の落車に巻き込まれて最後尾となってしまった辻浦選手。序盤から追い上げたものの、ラスト3周で下ろされてしまった。

最終周回。逃げるスティバー。追い上げるネイス、ベルベッケン、バントルノウト。

最後はスティバーの逃げ切りで優勝。これで、ワールドカップのリーダーとなった。後半、2位を走っていたワレンスだったが、後続の追い上げにつかまり、5位。2位にバントルノウト、3位にネイス、4位がベルベッケン。今季限りで引退を表明しているベルベッケンは3月で38歳。ベルギー選手権あたりからコンディションを上げてきていて、もしかして、もしかすると世界戦代表に選ばれるかも…いずれにしても、今年40になる僕からみれば、ワレンスやベルベッケンと言ったベテランの復活劇はなんだか嬉しくなる。世界選は来週末、スティバーの故郷チェコで行われる。