スーパープレステージ `Night Cross` Diegem


Welcome BackEliteはこのレースから膝の障害でレースから離れていたスティバーが復帰。ジュニアの頃からベルギーに滞在しインタビューもフラマン語で話すスティバーはベルギーでもファンは多い



Professional 1周目から飛び出したスティバー。復活レースで、きちんと見せ場を作るのはプロだ。






夜に舞う砂場でのランニング区間を終え、クロスバイクに飛び乗る。選手たちは華麗に舞っている。写真を整理していて気付いたのだが、Fideaの選手たちは皆スポーク本数の多いものを使用していた。世界チャンピオンのスティバーは32本スポーク、選手の中には手組みまで引っ張り出している選手がいる。コースに合わせたチョイスなのだろうが、その理由は何だろう?



因縁 予想通りネイスとアルベルトの勝負となり、終始2人でレースを先行した。


最終周回(多分ラスト1kmくらい?)にネイスにがチェンを落とし、1時間に及ぶバトルは「あっけない」幕切れとなった。思い起こせばEssenで最終周回飛び出し、優勝を手中に収めたかに見えたアルベルトがパンクし、そのレースで優勝したのがネイス。なんだか因縁めいたものを感じる。それにしても、ネイスはオーバーライズのクロスの時もチェントラブルを起こしている。不運と言うか…


復活 数週間ぶりのレース復帰となったスティバーは3位でフィニッシュ。1ヵ月後の世界選手権に向けてコンディションも上々なようでゴールは観客に応えながら笑顔のゴール。


スーパープレステージは全9レースからなる総合成績も争われているが、これまでのリーダーのK.パウウェルは今大会で9位に終わり、残り2戦を残しリーダーの座をネイスに渡した。しかしそのポイント差は1ポイントである。



ジュニア

優勝はダニー バンポッペル。80年代に活躍したジャン ポウル バンポッペルと言う選手がいたが…血縁関係は不明です。(12月29日 E.T.さんよりオランダに在住の荻島 美香さんが「ダニー・ファンポッペルはボーイの弟でシャンポール・ファンポッペルの息子だに〜」とつぶやいているとの情報をいただきました。ありがとう!)


U23

1周目からWietse Bosmansが飛び出し終始レースを支配していた。



しかし、後半追い上げたヨーロピアンチャンピオンのVan der Haarに追いつかれ、最後はスプリント勝負により、Van der Haarが優勝した。




Night Cross エリートのスタートは午後5時半。暗闇の中を証明の明かりだけを頼りに選手たちは走る。そこにあつまる観客は異様な熱気に溢れていた。