福島県高校総体

昨日は福島県高校総体 自転車競技大会に宮城県の松倉総合体育館まで行ってきました。僕は福島県登録を2004年から行っていますが、現在も福島で登録しています。走っていないのに・・・?と思われるかもしれませんが、監督として国際レースに参加するにはライセンスが必要なんですね。まっ、一応実業団登録も行っていますが・・・

で、毎年、泉崎のバンクで行われている高校総体ですが、震災の影響で泉崎のバンクを使用することができず、宮城県の松倉自転車競技場で行われていました。

偶然にも、やはり震災でバンクを使用できなくなった山形県の高校生たちも同日開催されていました。

福島の先生方に話を聞いたところ、「4月中旬まではローラー台だけのトレーニング、その後も線量計を計り、様子を見ながらトレーニングを行っている。」そうです。

「生徒達の健康面を考慮しながらも、自転車にかける情熱に応えてあげたい・・・」先生方も様々な葛藤の中で指導を行っているようです。

欲すれば何でも手に入る現代社会で、いくら欲しても当たり前の事を手に入れることのできない環境の中で高校生生活を送り、スポーツに情熱を燃やしている事は、きっと将来的に良い影響を与える事もあると思います。

血を吐くようなトレーニングもきっとキツイと思いますが、トレーニングを行えないこともきっと同じようにキツイと思います。

福島の自転車競技部に所属する48名、みんなガンバレ。