チクリ

チクリの語源はなんだろう?今も若者は「チクリ」と言う言葉を使っているのだろうか?因みに「チクリ」とは「チチクリアウ」とは別の意味である。

ネットの普及で多くの人が発言する権利を得た。これは良い事だと思う。そしてさらにフェイスブックなどのソーシャルネットワークでは匿名ではなく自分の名前を公開して発言している人もいる。これはもっと良い事だと思う。

しかし、ちょっと気になっているのが、「電車の中で菓子パンを食べていて、その包装袋をそのまま車内に捨てていた」とか、「**のラーメン屋で皿を下げていた店員さんが自分のどんぶりにコップを落としたにも関わらず、謝っただけで済まされた」等々・・・いわゆる「チクリ」。ソーシャルネットワーク内での公開だし、不愉快な思いをしているのは当事者なのだろうけれど、不愉快な思いをして、わざわざネット上に書き込むくらいなら、なんで本人に言わないのだろう?

安易な一言(書き込み)がその人の人生を狂わす可能性だってあるし、その場で言えばお互いにすっきりするだろうに・・・もっと言っちゃうと、電車にゴミを落とした人はそれに気付かないほど疲れていたのかもしれないし、そんな事どうでも良いと思えるくらいいやな事があったかも知れない。コップを落とした店員さんにしても海外なら珍しい事でも無いし、病気になるような事でもない(僕は嫌だけど・・・どっちだよ!)。

ネットで書くと言う事は、周囲の人達から同意を得るだけで、相手と自分の間では何の解決にもなっていない。その場で言うほどの事でなければ、「自分の胸のうちにしまっておく」か、「誰かに愚痴る」くらいに留めておけば良いと思う。

因みに僕は口に出さずにはいられない性格で、本人に向かって直球を投じてしまいます。たまたまYoutubeでみかけた気持ちよいおじさんがいたので、そんなこんな事を思ったりしました。僕もまだまだ口煩いオヤジであるようガンバリマス(笑

Youtubeより
僕とこのおじさん(日本教育新聞の**さん?)・・・切れるポイントが同じで笑ってしまった。